岡山県平和委員会 平和運動紹介ページ

真庭郡平和行進実行委員会ニュースより

核兵器廃絶平和行道のお礼

2000年原水爆禁止世界大会成功

直ちに核兵器保有国に核廃絶の期限を迫る大運動の展開を!

 みなさん 郡内平和行進へのご協力ありがとうございました。
 今世紀最後の世界大会は,21世紀に核兵器を持ち越さない決意の下で,大きな成果と共に,今後の課題が明確になりました。

 広島の世界大会に向けて全町村を巡る網の目平和行進は,7月24日,25日に行われ,徒歩行進は久世コース85名,蒜山コース55名の参加者でした。久世コースでは藤木町長さん,森田議長さんの行進参加,湯原町長さんには大会参加を頂きました。全町村長,議長の方々のペナント署名を頂き,中和村長さんは,大会へメッセージを寄せられました。

 行進の沿道より,折り鶴と13,613円の被爆者救援カンパが寄せられ,新庄村等と合わせて20,413円となりました。役場(八束.美甘,湯原)や湯原町の病院や農協の職場から多数の析り鶴が寄せられました。郡内から20名が世界大会に参加し,折り鶴を数箇所の記念碑に奉納しました。大会直前に長崎の原爆被災者・松谷英子さんの12年間に渡る被爆認定訴訟が最高裁勝訴となり,大会の成功感を高めました。昨年,沢山の署名とカンパを真庭郡からも頂き,勝訴に貢献できました。報告と合わせて厚く感謝申し上げます.

 核廃絶の願いは,世界の大きな流れです。5月の国連核不拡散条約再検討会議は,新アゼンダ連合諸国の努力で,ついに「核廃絶の明確な約束」を核保有国に同意署名させました。大会参加の新アゼンダ連合のニュージーランド議会とスウェーデン政府の代表と国連NGO(非政府組織)軍縮委員会会長は,核保有国に「明確な約束」の速やかな遂行を迫っていこうと呼びかけています。

 今年の世界大会は,核廃絶を求める広島・長崎アピールが世界中の世論となって,国連機関が期限を切って核廃絶を呼びかけたことを成果として確認しあったのです。つまり,核廃絶がいつのことか分からない時代から,国際世論を「期限を切った約束遂行」にしぼって核保有国に迫れば,核廃絶が実現する時代に入ったのです。

 日本の署名は,後40万で6000万となり国民過半数に達します。真庭郡全町村共,住民可過半数を達成しています。国連総会に向けて,日本政府に積極的働きをするよう世論を起こしましょう。

       2000年9月初    真庭郡平和行進実行委員会

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