日米軍事同盟打破、基地撤去二〇〇四年日本平和大会in佐世保開催要項

               二〇〇四年九月  日米軍事同盟打破、基地撤去二〇〇四年日本平和大会実行委員会

毎年秋開かれている日本平和大会は、世界各地の平和運動の代表も結集し、イラク侵略戦争に反対し、国連憲章にもとづく平和な世界をの声を広げる大きな役割を果たしてきました。また、米軍基地に反対する運動の国際連帯を強めてきました。そして平和を求めるすべての人々と共に、自衛隊のイラク派兵や「戦争する国づくり」に反対し、「憲法9条を守ろう」、「米軍基地も軍事同盟もない日本を」の声を広げる、大きな役割を果たしてきました。
 私たちはこうした声をさらに大きく広げるために、十一月に長崎県・佐世保市で日米軍事同盟打破、基地撤去二〇〇四年日本平和大会を開催します。
佐世保市には、米軍の補給・出撃拠点である佐世保基地があります。アフガニスタンでも、イラクでも、この基地の弾薬でたくさんの子どもたちや民衆の命が奪われています。そしていまこの基地は、先制攻撃の拠点としていっそう強化されようとしています。またここは、自衛隊の海外派兵の拠点基地でもあります。
この佐世保に職場・地域・学園から平和の願いを結集し、来年の戦後・被爆六十周年を、平和の流れが草の根から力強く広がる年にしましょう。海外代表とともに、平和なアジアと世界、二一世紀の展望を開きましょう。そして、命を大切にし平和に貢献する、子どもたちに誇れる憲法の輝く日本をつくりましょう。

1、平和大会の主な日程案(第一次)
〈大会基本テーマ〉
 @憲法改悪反対、9条を生かしアジアと世界の平和を切りひらこう、
 A米軍基地の再編強化反対、基地も軍事同盟もない平和な日本をつくろう、
 Bアメリカの戦争政策ノー、イラク占領やめさせ、自衛隊撤退を、
■ 国際シンポジウム
〈国際シンポテーマ(第一次案)〉
 世界の米軍基地に反対する国際連帯を――アメリカの危険な戦略をうちやぶり、平和なアジアを
 * アメリカ、韓国、フィリピン、東南アジア関係者に代表招請する予定です。

●日程
一日目=十一月十九日(金) 午後二時〜六時 会場=市民文化センター
          午後六時三〇分〜  歓迎レセプション 会場=セントラルホテル
二日目=十一月二十日(土) 午前九時〜一二時 会場=市民文化センター

●参加費 国際シンポジウム参加費六千円 レセプション参加費五千円 通し参加一万円

■ 全体集会関係
◆十一月二十日(土)
● 佐世保基地抗議行動(人間の鎖行動)午後一時〜三時  

● 開会総会 午後四時〜七時  会場=アルカスSASEBO

◆十一月二十一日(日)
● 動く分科会 午前八時〜十二時 希望者全員で佐世保基地調査を行います。
※参加費四千五百円(バス、船代、資料、ガイド、弁当代)

● シンポジウム・分科会 午後二時〜六時 会場=佐世保市内各会場
【テーマ】
シンポジウム@ いまこそ憲法9条――9条を日本、アジア、世界の平和にどういかすか?
シンポジウムA どうすれば戦争への道をくいとめられるのか?
――米軍基地、自衛隊、日米安保を考える
分科会@ 憲法9条を守り、アジアと世界の平和に貢献する日本めざして
分科会A イラク戦争・占領と自衛隊派兵を考える――「戦う自衛隊」づくりにストップを
分科会B 「戦争する国」にしないため――「有事体制」はね返す草の根からの共同を!
分科会C いのちおびやかす米軍基地――再編強化ノー! 基地のない日本めざして

分科会D 戦後六十年へ 教育基本法改悪、不当な教育介入を許さず、子どもたちに歴史の真実にもとづく平和教   育を
分科会E 被爆六十年へ 「今、核兵器廃絶を」の行動ひろげ、非核・平和の日本を
分科会F くらし、飢餓、貧困、環境破壊と平和問題――くらし守る運動と平和運動との合流めざして
分科会G 特別分科会 平和と文化、教育、メディアを考える
――守ろう、子どもたちを 育てよう、いのちと平和大切にする心を
分科会H 青年分科会(青年自身の関心と要求でつくる分科会)

◆十一月二十二日(月)
● 閉会総会 午前十時〜十二時  会場=アルカスSASEBO

2、大会参加分担金
一般分担金     八千円
学生・被爆者・障害者 三千円
高校生       一千円

※ この他に、国際シンポジウムや動く分科会に参加する場合には、別途参加費が必要になります。
※ また、各県の参加分担金は、各県実行委員会ごとに異なりますので、各県実行委員会にお問い合わせください。