岡山県平和委員会会員のみなさんへのアピール
会員のみなさん、今、アメリカはイラク攻撃に対する正当な理由を何一つ示せないまま着々と攻撃準備を整えつつあります。
また、政府・与党は１月２０日から始まる通常国会で何が何でも有事法案を成立させる構えです。そして「テロ特措法」でなし崩し的に対米協力を推し進めていく方針です。
北朝鮮は核開発再開を表明し、たいへん憂慮すべき事態になっています。日本を含む周辺各国が協力して北朝鮮に核開発を断念させ、「朝鮮半島の非核化」を実現させるための行動が必要です。
アメリカの新たな核開発とBMD開発・配備や日本政府の有事法制ごり押しが北朝鮮などの脅威を口実にしようとしていることからもこの問題を放置するわけにはいきません。
私たちは今こそ「戦争反対」の声をあげ、「許すなイラク攻撃、有事法制」「核兵器廃絶」のスローガンを街に響かせ、平和の課題を一斉地方選挙の争点にしようではありませんか。
また、学習・宣伝のなかで現在４９９名の組織を６００名にするために大いに奮闘しようではありませんか。
１月１８日にはワシントンでイラク攻撃反対の大集会が開かれます。この集会に呼応して日比谷公園でも集会が計画されています。岡山市では国会開会日の１月２０日に昼デモが計画されていますが、青年独自の行動も模索されています。
お忙しい中ですが武力攻撃をやめさせ有事法制を葬るために各地域での宣伝、組織拡大の取り組みを早急に具体化して呼びかけてください。
１月２５・２６日に開催される日本平和委員会理事会の方針が２月５日号の平和新聞に掲載される予定です。みんなで論議して情勢を身に付けましょう。
行動計画や取り組み結果を県平和委員会に送ってください。また県内版よりも情報が早い「ピースメール」を発行しています。希望者は県平和委員会にメールを下さい。ホームページの掲示板もご利用ください。
中央の平和新聞は１月１５日号が２５日号と合併号になっていますが、緊迫した情勢を受けて県内版は１５日に間に合うように発送しました。できるだけ早く県内版を届け、会議を開き、計画を立てましょう。
２００３年１月１４日
岡山県平和委員会 事務局長 藤田 滋