平和新聞
岡　山　版

☆日本平和委員会第５２回定期全国大会に岡山県から１０名参加
　６月２９・３０日に名古屋で開催された全国大会に岡山県から10名が参加しました。５月
２５日に開催された岡山県平和委員会２００２年度総会で決めた５５０名には及びませんで
したが、全国大会の朝までに５０５名の会員になり、はじめて５００名を突破しました。
　全国大会では､「有事法案は『継続審議だ』とうわさが流れているが､与党は常に強行突破
の糸口をねらっている。」「これまで広げてきた闘いの輪をさらに広げ､何よりも平和委員
会の組織を大きくして有事三法案を廃案に追い込もう！」という発言が強調されました。
　この大会で女性の代表理事が誕生し、須田事務局長から千坂事務局長への交代がありまし
た。岡山県平和委員会が会員･新聞拡大で､くらしき平和委員会がニュース発行で､河重副会
長が拡大でそれぞれ表彰されました。また岡山県から３名の全国理事が選出され、中尾会長
が全国常任理事に選出されました。

☆岡山県平和委員会２００２年度第１回理事会開催される
　７月６日に岡山市勤労者福祉センターで開催された第１回理事会では、県内各地から有事
法制反対の取り組みが報告され、県レベルだけでなく各地域での運動の広がりが確認されま
した。この理事会で７名の常任理事が選出され、役員とあわせて１１名で常任理事会を構成
する事になりました。

☆津島で「有事法制と三軒屋弾薬庫」シンポジウム
　津島平和委員会が中心になって結成された「有事法制に反対する三軒屋弾薬庫周辺住民の
会」が主催して６月１５日に約７０名が参加して開催されたシンポジウムでは、有事法制と
核密約による弾薬庫の危険性が改めて浮き彫りにされました。三軒屋基地の撤去をめざして
今後もこの会の活動が継続されることになっています。

☆三井造船玉野事業所でＬＣＡＣの上陸訓練
　海上自衛隊艦船の一般公開が頻繁に開催されて「軍港化」が進む宇野港を抱える玉野市で
６月中旬に三井造船玉野事業所内の旧宇高連絡線ホバークラフト基地跡地で｢おおすみ｣に搭
載されている上陸用エアクッション艇のＬＣＡＣの上陸訓練が行なわれたことが明らかにな
りました。「おおすみ」が配属されている呉では上陸訓練の騒音で周辺住民から苦情が出て
います。また玉野・灘崎平和委員会会長の垣内氏によるとＬＣＡＣの格納庫が３棟建てられ
ており、訓練の恒常化が心配されています。詳しくは垣内氏のホームページに掲載されてい
ます。（県平和委員会のホームページからリンクしています）

☆岡山県母親大会
　７月１４日（日）１０時から岡山大学教育学部
　　　　　　　　　　 午後から清水記念体育館で全体会
　 　　　　　　　　平和のシンポジウムがあります。