日本平和委員会発行
2004年6月25日号付録
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平和新聞
　　　岡　山　版　　　　

 編集　岡山県平和委員会
　〒700-0905
岡山市春日町4-26 地方自治会館内
TEL 086-224-3787,FAX 086-224-3785
http://homepage2.nifty.com/heiwaoka/

　
「自衛隊イラク派兵差
止訴訟おかやまの会」
　　　　　が発足
　
☆７月をめどに第１次提訴の予定
　北海道、東京、名古屋、大阪などで取り組
まれている自衛隊イラク派兵差止訴訟を岡山
でも起こそうと６月１５日に岡山市勤労者福
祉センターで原告団が集まりました。
　この日元衆議院議員の矢山有作氏やキリス
ト教団の難波幸矢氏など１２人の呼びかけで
約４０名が参加し原告団が結成されました。

　団長に矢山有作氏、副団長に山根結希さ
ん、倉橋剛氏、事務局連絡先に光吉氏（086
-242-5244）加藤氏（086-232-
4555）が選出され、会費を１人年間１口
３０００円、６月中に賛同者を集めて弁護士
を確定、７月に第１次提訴の予定です。
　岡大の白井助教授にお世話になって会員の
メーリングリストを作っています。申込先は
owner-stop-the-iraq@freeml.comです。
　３００名以上の原告団を目指していますの
でみなさんの積極的な参加をお願いします。　
　全国大会で岡山県の
　活動に高い評価！
　
☆水島の八谷君がトップで発言
　６月５〜６日茨城県筑波市で開催された第
５４回日本平和委員会定期全国大会に、岡山
県から１２名の代表が参加しました。　
　水島平和委員会の八谷くんは開会総会討論
のトップで、水島平和委員会の事務局体制の
刷新と活動の経過について発言しました。
　すべての分散会で岡山県の代表が発言し、
全国の青年たちは夜遅くまで交流しました。
　
☆岡山県の組織拡大が全国トップに
　県平和委では拡大ニュースを発行し、県下
全域で拡大行動が取り組まれ、大会初日の夜
までの集計で、前大会から３９名増の５４２
名の会員数に到達し、１０名拡大した河重副
会長とともに大会で表彰されました。
　新たに結成された「加茂川平和委員会」が
紹介され、くらしき平和委員会の平和写真展
チラシ・ポスターが努力賞を受賞しました。
　岡山の活動は青年、地域組織の運動、機関
紙中心の活動などが全国的に高く評価されま
した。
[今後の予定]
☆「６．２９岡山空襲平和のつどい」
　６月２６日（土）１７：００〜石山公園[雨天禁酒会館]
☆第１１回岡山戦災遺跡めぐり
　６月２７日（日）９：３０　岡山空襲出石資料館集合
☆第２３回岡山県民平和のつどい　　５００円
　７月　４日（日）１３：００〜１５：３０オルガホール
☆おかやまコープ倉敷地域「ピースフェスティバル」
　７月　６日（火）コープ倉敷北店
☆盧溝橋事件６７周年街頭宣伝（中日友好協会岡山支部）
　７月　７日（水）１３：３０〜アリスのひろば
☆劇団民藝「アンネの日記」（岡山市民劇場）
　７月　８日（木）〜１３日（火）
☆２００４原水爆禁止国民平和大行進
　７月１６日〜２６日　日程は県平和委HPに掲載
☆表町商店街岡山空襲写真資料展　表町３丁目専門店会館
　７月１７日（土）〜１９日（月）１０時〜１７時
☆映画「ヒバクシャ」上映会（岡山映画鑑賞会）
　７月１９日（月）１１：００〜、１４：００〜
　オリエント美術館前売一般１３００円、当日１５００円
☆映画「海女のリャンさん」上映会
　７月２５日（日）１４：００〜岡山県総合福祉会館１F
　　　　　　　　　　当日１２００円、前売１０００円

大会で発言する八谷代議員↑
内藤功氏講師に学習会　
　63万市民のつどい実行委、
県平和委員会、岡山市革新懇
が主催で5月15日岡山市勤労
者福祉センターで、日本平和
委員会代表理事の内藤功氏を
講師に「憲法を正面に据えて
たたかおう」と題して講演会
を開催し、約１００名が参加
しました。

　


　２００４年度県平和委員会総会について
　
☆「有事法制」「憲法改悪策動」のなかでこそ「戦争反対」の大きな世論を
　アメリカのブッシュ政権は、「対テロ戦争」と称してアフガニスタンとイラクに武力侵攻し、タリバーン政権とフセイン政権を転覆しました。イラクでは国連決議なしに武力攻撃を行い、戦闘終結宣言から１年以上たっても米英軍に反対する抵抗が続いており、戦争理由とされた「大量破壊兵器」も「アルカイダとのつながり」もなかったことが暴露され、戦争の目的が石油資源とイスラエルの安定であったことがますます明らかになっています。
　
　こうした中で、日本の小泉政権は真っ先にイラク戦争を強く支持し、５０億ドルの復興支援と自衛隊のイラク派遣を表明し、イラク特措法を強行採決して自衛隊をイラクに派遣しました。米英軍のファルージャやナジャフの無差別攻撃でイラク国民の占領軍に対する不信感と自爆攻撃が激しくなっており、一刻も早い外国軍の撤退が求められていますが、小泉政権は自衛隊のイラク駐留を継続するために憲法で禁止されていると政府自身が答弁してきた多国籍軍への参加を閣議決定しました。
　また一方で、アメリカの戦争に自衛隊だけでなく国民全体を動員しようとする有事法制が可決成立したいま、憲法の平和原則を覆そうとする策動がますます強まっています。
　
☆県下全域で取り組まれた広範な行動
　私たちは有事法制と自衛隊海外派兵を許さず憲法を守る共同行動連絡会を立ち上げ、広範で機敏な宣伝行動に取り組んできましたが、これからもいっそう「戦争反対」「平和憲法を正面にすえてたたかおう」を合言葉に広範な取り組みを進めていきます。
　
　総会では、県のさまざまな共同のとりくみとともに、県下各地域の取り組みが報告されました。津山の６・９行動３００回達成やサイレント行動、英田の戦争を語る会の行動、赤磐郡の平和のつどいや足王様行動、玉野や総社の地域連絡会の行動、くらしきのパネル展実行委員会の行動、津島の全戸訪問署名行動などの例に見られるように全県下でさまざまな幅広い行動が取り組まれてきました。
　これらの行動を県内全体に紹介し、運動交流していくことが課題となっています。平和新聞岡山版やメールニュース、ホームページなどを通じて交流をすすめていく方針です。
　
☆早急に６００名会員を達成しよう！
　全国大会に向けた会員拡大の取り組みではたくさんの会員が拡大行動に取り組み、５４２名の会員になり、長年の懸案の６００名会員まであと少しです。来年の全国大会までに６００名を大きく上回る組織にしようではありませんか。

☆引き続く課題に取り組もう！
　有事法制の具体化阻止やイラク占領軍・自衛隊早期撤退、沖縄名護新基地反対の連帯など緊急な課題もたくさんあります。
　また全地域組織で６月末までに総会を開催し、当面の課題や平和行進・世界大会・核廃絶署名などの運動方針を決め、６００名会員の実現のために各地域平和委員会に提起された目標を達成する展望とテンポを議論し、県平和委員会の理事を選出することが求められています。（理事会は７月１４日（水）１８：３０〜地方自治会館３Ｆ）　
　また、会費新聞代の定期回収体制と資金カンパに御協力ください。
　
☆選出された役員等
　顧　　問　三村宏二
　会　　長　中尾元重　　　　副会長　　河重寛子　、三宅克幸
　事務局長　藤田　滋　　　　監査委員　竹内和夫　、明石将敬　
☆「学習の友」７月号平田事務局員登場
　「憲法公聴会ドキドキ体験記」と題した写真入り４ページです。ぜひ読んでみてください。