オスプレイ配備に反対するよう県知事に申し入れました。
米軍と日本政府は「未亡人製造機」と言われている危険な垂直離着陸機オスプレイを２０１２年８月にも沖縄の普天間基地に配備し、岩国基地、東富士にも展開する計画を明らかにしました。
オスプレイは開発段階から墜落事故が続き、今年４月にモロッコで墜落したのに続き、６月にも米フロリダで墜落しています。米軍の調査報告は「機体に不具合はなかった」というだけの簡単なもので、墜落原因は明らかにされていないまま、今回の配備計画を強行しようとしており、日本政府も関係自治体に「説得」にいくという理不尽な姿勢を示しています。
配備が実行されれば伊江島と沖縄本島北部訓練場を中心に沖縄本島全域で訓練が行なわれるだけでなく、本土全域の米軍機低空飛行ルートと岩国基地周辺で日常的に危険な飛行訓練が行なわれることになります。
また、これまでのCH４６ヘリコプターより格段に積載量も多く航続距離も長くスピード早いオスプレー機が沖縄に配備されることで東アジア全域に大きな脅威を与えることになり、日本の米軍基地が米軍のアジア干渉の出撃基地としての機能が大幅に引き揚げられることになります。
沖縄をはじめ山口県知事も配備強行に反対の態度を表明しており、岩国に配備されれば岡山県でも被害が起きる可能性が充分予測されるため、岡山県平和委員会は６月１９日に岡山県知事にオスプレイ配備に反対するよう申し入れを行いました。